対オリックス前半戦（８／１８～２０）

７連敗という長いトンネルを抜け、好調を維持している楽天を相手に連勝で終えたことが、今後のペナントにプラスに働いてくれるといいなあ、と思いながらのオリックス６連戦。このカードで同一カード６連戦は終了し、来週からは３連戦×２の過密スケジュールになってくる。だからこそ、ここでしっかり勝ち切って後半戦に臨みたいところ

　第１戦　Bs１－３Ｌ　Ｗ：髙橋　Ｓ：増田　Ｌ：山本
西武は地震５連敗中のこうな。オリックスはダブルエースの一角、山本由伸。こうなが崩れずにどこまで試合を作れるかと、西武打線が山本由伸を打ち崩せるかがポイントの試合は、両先発が７回１失点という素晴らしい結果に。山本に至っては自責０だし
結局両チームとも８回から継投に入ったのだけど、ここが勝負の分かれ目。西武は挟殺ミスにも助けられて作った二死２３塁のチャンスに、メヒアの２点タイムリーが飛び出す。一方のオリックスは、同じく二死２３塁の好機を作るもＴ岡田が三振で得点できず。そのままクローザー増田が試合を締めて先勝
好投していた先発を降ろすタイミングというものは難しいよなあ、ということを実感させられた試合でした。うちも先週の土曜にやってるけど

　第２戦　Bs３－４Ｌ　Ｗ：ギャレット　Ｓ：増田　Ｌ：ディクソン
西武の先発榎田は５回２失点、オリックスの先発田嶋は６回２失点と先発としては充分な働き。中継ぎも無失点で切り抜け、勝負は９回に
オリックスは三塁宗のエラーで金子を出塁させると、二死を取ったあとの外崎に痛恨のランニングＨＲ。ただ、センターが必死のチャージをした結果の後逸なので、そこは責められないと思うというか、イレギュラーしたとはいえキャッチャー若月がしっかり捕球できていればアウトのタイミングだった
その裏は西武の抑え増田が失点しながらもリードを保って３つのアウトを奪い、前日に引き続き僅差のゲームをモノにする
この試合の一番のポイントは、逆転された５回表の木村の一発。もちろん、２ランを打たれた後に崩れることなく後続を断った榎田も素晴らしかった。それだけに勝ちを付けてあげたかったけれども、これは仕方ないかな

　第３戦　Bs４－６Ｌ　Ｗ：平井　Ｓ：増田　Ｌ：吉田一
西武の先発は平井、オリックスの先発は吉田一将という、両軍ともにブルペンデーの一戦
西武は初回２回４回とテンポよく得点していったのに対して、オリックスは平井を相手に５回２安打無失点。早めの継投で勝ち切っていくのかと思いきや、平井の出来が想像以上に良くて勝ち投手の権利を得てしまう……最近、エース多くないですか？
しかし、６回に代わった今井が先頭から３連続四球で降板。スクランブル登板を強いられた野田は、代わりバナの吉田正尚へ四球を出し、続く小田にタイムリーを打たれて降板。このままズルズルいっちゃうのか……？　というところで、宮川が後続を断ってくれる
７回に登板した平良もいまいちピリっとせずに失点。８回のギャレットは無失点で抑えたものの、２点差で９回の攻防。ここで値千金の追加点を上げて、クローザーの増田が１失点を喫するも逃げ切り勝ち
平井があまりにもよかったせいで、後半にジリジリ追い上げられた時にはハラハラしてました……特に６回

とはいえ、前半戦は３連勝。引き分けを挟んで５連勝で借金は３に。まだ５位ではあるけれど、上位４チームが潰しあっている間にそこに割って入りたいね！
ただ、先発の調子が上がってきた半面、ここまで八面六臂の活躍を見せてくれていた中継ぎ陣がかなりお疲れの様子……今は「Ｂチーム」と言われている、宮川、森脇、田村が穴を埋めてくれるといいのだけど……