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対楽天戦(9/25~27)

日ハムオリックスとBクラス争いをしている2チームに連続で負け越して迎えた3位楽天との3連戦。できれば勝ち越してAクラス浮上のきっかけを掴みたいのだけど、楽天は前カードでロッテを3タテ……せめて1勝はしてほしい、と悲しい願望が頭をよぎるのです。去年一昨年のチームなら普通に「楽天3タテ食らわして優勝戦線に殴り込みじゃい!」と言えたのだけど……

 

 第1戦 L5-4E W:森脇 S:増田 L:牧田
ニールと塩見の先発で始まった試合は、3回までは両先発がきっちり抑えて0行進
しかし4回にニールが二死から連打で失点すると、その裏の西武は3連打で同点に
ここで試合が締まるか? と思いきや、直後の5回にまた二死から失点……今年のニールは低めに球を集められなくてヒットコースに運ばれることがすごく多いんだよなあ。とはいえ6回3失点ぐらいでまとめるピッチャーではあるから、この失点自体は織り込み済みというか想定内なのだけど
しかし5回の裏に、楽天キラーの名をほしいままにするスパンジーとメヒアの連打で逆転に成功。続くおかわりにもタイムリーが出てリードを広げる!
これでニールが抑えてくれればいけるだろ! と思ったのもつかの間、先頭四球からの三塁打(これは外崎がバウンド処理を誤ったこともあるけれど)であっさり失点。代わった宮川も踏ん張ってくれたけど、無死3塁では失点もやむなし。同点になってしまう
同点のまま7回を迎え、森脇が3人でピシャリと抑えた裏、楽天牧田が先頭の木村に四球を出し、源田が送ってスパンジーが値千金のタイムリー! そのまま畳みかけるぞ! と思ったメヒアは併殺でショボーン……
それでも、8回は平良、9回は増田で楽天打線を抑えて勝利! 初戦を取ったのもロッテ戦以来3カードぶり!

 

 第2戦 L5-1E W:森脇 L:酒居
この日の先発はノリンと石橋。ノリンは初回をわずか8球で抑えて上々の立ち上がり。石橋も源田にヒットは打たれたものの後続を断って0で始める
ノリンは西武ドーム初先発。どこまでいってくれるかな……と思ったところで、まさかの左腕の張りによる降板……急遽中塚が2回のマウンドへ
その中塚は、やはり準備不足が響いて失点を喫してしまう。でも、1点を取られてなお一死13塁というピンチを切り抜けて3回も続投、こちらは無失点で後続のピッチャーに準備する時間を与えてくれたのは素晴らしかった。個人的にはこの日のMVPです
西武はそのあと小川、國場、宮川、森脇、平良、ギャレットと合計8人のリレーで楽天打線を抑えてくれた
打線も4回に暴投で同点に追いつき、7回には源田の2点タイムリスリーベースとスパンジーのタイムリーで3点を追加、8回には外崎森金子の3連打で1点を追加して盤石の体制。外崎はこのヒットが31打席ぶりと、ようやく不振から脱するチャンスを得たかな? といったところ
ノリンの緊急降板でブルペンデーみたいになってしまったけれど、抑えの増田を温存できたのは、翌日を考えればプラスだったかな

 

 第3戦 L6-2E W:松本 L:瀧中
楽天先発の瀧中はHonda鈴鹿から今年入団したルーキー。西武には同じくHonda鈴鹿から入団した柘植というキャッチャーがいるので、個人的には両者が対戦するところを観たかった……けれど、西武の捕手は岡田でした。ちょっと残念w
試合は、西武が初回に1点、2回と3回に2点を奪って瀧中をKO。ただ楽天も4回にロメロ、7回には小深田のソロHRでじわじわと追い上げていた……ところに、7回裏にメヒア栗山のツーベース連発で勝負アリ
松本は6回時点で100球を超えていたけど、辻さんのプレッシャーもあり(?)7回も続投、7回2失点のHQSで9月は負けなしの3連勝。8回は平良、9回はセーブシチュエーションではないけれど増田が投げて、今季初となる3連戦を3連勝!

 

ということで、去年から苦手にしていた楽天を相手にスイープ成功! 4位に浮上した上に3位楽天とのゲーム差を1.5に縮め、借金も2まできた!
……のだけど、今年の西武は「連勝したぶん連敗する」流れなので、火曜からのオリックス3連戦を勝ち越していけるかどうかがポイントです……というか、この後の全カードを勝ち越していくぐらいじゃないとCS圏内は絶望なわけで、もうひと踏ん張りお願いします!